きゅうりの漬物ダイエットは痩せる?低カロリーで脂肪分解効果がある!

夏野菜の代表的なものの1つであるきゅうりは、「世界で一番カロリーの低い果実」としてギネスブックに認定されたことから、「栄養のない野菜」として有名ですが、実はその秘められたダイエット効果が注目されています。

そのまま食べることはもちろん、きゅうりを漬物、特にぬか漬けとして食べることで、更に栄養価が高まり、よりダイエット効果が期待できるということで、今回はその優れた効能をご紹介していきます。

まずは基本から!きゅうりの栄養と効能

きゅうりといえば、サラダに混ぜたり料理のちょっとした飾りや付け合わせとして使われることが多い野菜です。

「世界一栄養のない野菜」という不名誉な記録が有名なために、これまであまり注目されることがなかったものの、最近になってきゅうりに含まれる成分やその効果が話題になり、ダイエット時のメニューとして取り入れる人々が増えているそうです。

一体きゅうりを食べることでダイエットにどんな有効性があるのでしょうか?

きゅうりは殆どが水分で低カロリー

きゅうりはその成分の90%以上が水分です。水分は一切カロリーがありませんので、1本あたり(約100グラム前後)のきゅうりに含まれるカロリーはたったの14キロカロリーしかありません!

非常に低カロリーな野菜ですので、食事全体のカロリーにもほとんど影響を与えることがない食材で、更にパリッとした食感は食べ応えがあり、よく噛んで食べる必要がある食材ということや水分を非常に多く含んでいるということから、特に食前に食べることで空腹感を抑え、一食あたりの食事量を減らすサポートをしてくれます。

またきゅうりにはカリウムが含まれており、体内の不要な塩分の排出を促進してくれます。豊富に含まれる水分とカリウムの利尿作用によって、排尿による塩分の体外排出が促進され、むくみの解消や高血圧の予防のサポートにもなります。

ホスホリパーゼで脂肪分解!

きゅうりがダイエットメニューとして注目されるきっかけの一つでもあるのが、きゅうりに含まれる「ホスホリパーゼ」と呼ばれる成分です。

ホスホリパーゼは体内の脂肪を分解してくれる酵素です。体内に蓄積された余分な脂肪の分解を促進することで代謝を高めます。

すりおろすことで細胞膜が破壊され、酵素の効果が高まるということですが、これはきゅうりを食べる際によく噛んで食べることでも同じ効果が期待できます。

ダイエットに加えて美容効果も!

きゅうりには、シトルリンというスイカから発見されたアミノ酸の一種が含まれています。

シトルリンは、天然保湿因子(NMF=Natural Moisturizing Factor)を構成するアミノ酸の一つでもあります。この天然保湿因子とは肌の角質細胞内にあり、角層の水分を守っている保湿因子で、肌の潤いを保つために大事な要素の一つです。

この天然保湿因子は年齢と共に減少していきますが、きゅうりにはこの天然保湿因子を構成するアミノ酸のシトルリンが含まれていることから、美しい肌を保つためのサポートが期待できます。

更にシトルリンはきゅうりも含めたウリ科の植物に多く含まれるもので、一酸化窒素を活性化させることで血管の拡張を促し、血流をよくすることで代謝を高めてくれます。

またシトルリンは成長ホルモンの分泌を促す働きがあるので、エクササイズなどと合わせたダイエットを行うことで、引き締まった体づくりをサポートしてくれます。

きゅうりの漬物とダイエット効果

さてここまでで、きゅうりが一般的によく言われるほど「栄養のない野菜」ではない、という事がおわかり頂けたのではないかと思います。

もちろんきゅうりも他の野菜などと同じく、サラダとして生で食べたり加熱調理して食べることも出来るのですが、せっかくならきゅうりに含まれる栄養素を更にパワーアップさせてくれる摂り方をしたいですよね!

そしてそんな時にオススメなきゅうりの食べ方が「漬物にすること」です。

どうして漬物がダイエットにいいの?

和食において、伝統的な野菜の保存方法である漬物は、生の野菜をそのまま漬け込むことで、加熱に弱く破壊されやすい野菜の様々な栄養素を壊すことなく摂取出来る上、漬け込むことで栄養や効果がさらに付加される、非常に優れた野菜の加工方法です。

特にこのきゅうりにおいては、ダイエットメニューとして取り入れるにあたって欠かせない要素であるホスホリパーゼ が「酵素」であるために、非常に加熱に弱く、きゅうりを摂取する際に生の状態のままであるというのが重要なポイントになってきます。

きゅうりを漬物にすることで更に腹持ちが良くなり、食後から長時間にわたって空腹になりにくいので、1日あたりの食事の量や間食の頻度を抑えてくれるということから、ダイエット時の食事量制限のサポートとなってくれるでしょう。

ダイエットに適しているのはぬか漬け!

一口に漬物といっても様々な種類のものがありますので、どんな漬物を選べば良いのか迷ってしまうかもしれませんが、ダイエット時に食べる漬物という点にフォーカスした場合には、「ぬか漬け」がオススメです。

ぬか漬けを作る際に使う「米ぬか」は玄米を白米へと精製する過程で分離される、外皮や胚芽などから出来る粉末で、食物繊維に加えてミネラルやビタミンといった、ダイエットだけでなく健康な体作りに欠かせない栄養素を豊富に含んでいることで知られています。

さらにきゅうりはぬか漬けにすることで、元々きゅうりに含まれているビタミンB類と、ぬかに含まれるビタミンB類が合わさって栄養価が倍以上になることで、代謝のさらなる促進や脂肪燃焼効果が期待できます。

またぬか漬けに使われる「ぬか床」は、米ぬかを乳酸発酵させて作られているため、このぬか床を使って漬けられたきゅうりのぬか漬けには、乳酸菌が豊富に染み込んでおり、腸内の活動を活発にし、悪玉菌を減少させて便秘解消の助けとなってくれるなど、お腹の中を掃除する役割が期待できますので、やはりダイエットには効果的な食品です。

きゅうりの選び方と保存法

そのまま食べるにしろ漬物を作るにしろ、まずは新鮮なきゅうりの見分け方を覚えましょう!

きゅうといえばその表面に細かな粒のようなイボがあるのが特徴ですが、このイボは新しいものほど固く、時間が経つにつれて徐々に柔らかくなっていきますので、スーパーなどできゅうりを購入する際には:

  1. イボが多く残っていて多少チクチクするぐらい固いもの
  2. 皮の表面にシワがなく、実の全体にハリがあってしっかりしているもの

を選ぶようにしましょう。多少曲がっていても味に全く変わりはありませんので、形を気にする必要はありません。

夏野菜であるきゅうりは6月から8月にかけてが旬となります。

またきゅうりをそのまま保存する際には冷蔵庫で保存しますが、冷やしすぎると逆に痛みやすくなってしまいますので、全体をラップで包んだり袋に入れて、野菜室で保存するようにしましょう。

きゅうりが既にぬか漬けになった状態のものを購入した際には、ぬか床から一度出して洗ってしまったあとは、冷蔵庫に保存し、なるべく2−3日以内に食べ切るようにしましょう。

きゅうりダイエットのやり方と注意点

きゅうりの漬物を取り入れたダイエットについて、その特徴や効果といった、きゅうりの漬物がダイエットに効果的な理由はお分りいただけたかと思います。

どこから見てもいい事づくしのように見えますが、実践するにあたって、どの程度の頻度でどのぐらいの量を食べたら良いのでしょうか?

きゅうりの漬物を取り入れたダイエットのやり方や、ダイエットメニューとして取り入れる際の注意点などがもう少し具体的に知りたい!という方のために、ここではそれぞれを項目に分けてご紹介しましょう。

きゅうりを食べる量と頻度

きゅうりをそのままの状態で摂取する際には、食事の前に丸っと1本分を食べるといいとされていますが、漬物の場合は含まれる塩分なども考慮し、半分程度に抑えておくのがいいでしょう。

食事の間などに小腹がすいてしまった場合などは、間食として食べるものを少量のきゅうりの漬物に置き換えるというのもオススメです。

また一緒に水分を多めに摂るようにすることで、カリウムの利尿作用による体内の余分な塩分の排出作用が促進されますので、きゅうりの漬物を食べる際にはいつもよりも少し多めに水分を摂るように心がけましょう。

漬物ダイエットの注意点

ダイエットメニューとしてきゅうりの漬物を取り入れる際にも、ただきゅうりの漬物だけを食べていても栄養バランスが偏ってしまいますので、毎食他の野菜などを取り入れバランスの取れた食事を心がけるようにしましょう。

夏野菜であるきゅうりは、その他の夏野菜と同じく体を冷やす作用を持っていますので、食べ過ぎると体を冷やし、代謝が悪くなることで逆に体がむくみやすくなってしまいます。特に元々冷え性だという方は、一度に食べる量に注意しましょう。

また漬物は炊いたご飯がすすみ、お酒との相性も抜群の食べ物ですが、炭水化物やカロリーの高いアルコールを過剰に摂取しすぎては元も子もありませんので十分に注意しましょう!

漬物の中には、福神漬や甘酢漬け、奈良漬のように砂糖を多く使うものもありますので、ご自身で作る際には砂糖の入れすぎないようにしましょう。

まとめ

さて、今回はきゅうりの漬物とダイエットの関係についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

きゅうりはその殆どが水分ですが、ダイエットに効果的な成分を含んでおり、さらに漬物として食べることは、非加熱なので野菜の栄養を壊すことなく摂取できるということがおわかりいただけたのではないかと思います。

ただし、きゅうりの漬物をダイエット時の食事メニューに加えるにあたっては、きゅうりの漬物そのものに含まれる塩分や糖分はもちろん、全体の栄養バランスや一緒に食べるもののカロリーなどにも十分に注意しましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です